「教えて会長!地域のこと ②」 自治会と戸塚の開発について

戸塚不動産センターも所属する旭町通り商店会の旭町自治会長・西村邦夫会長より今回は第二弾として、自治会と行政の関わり、活動の悩み、戸塚の開発についてなどをお話ししていただきました。前回のインタビューでは、自治会とは?その役割とはどんなものなのか?を教えていだだきました。今回はその自治会と行政の関わり、また自治会の運営、活動のついての悩み、戸塚の開発の感想等を教えてください。

◆行政との関係について

主には「地域振興課」「土木局」「福祉関係部局」「横浜市都市整備局」などです。これだけではなく、必要に応じて様々な部署に関わりがあります。

◆行政は自治会の運営や活動に協力的でしょうか?  

相談したいこと、地域の課題などがある場合に関連ある課に相談に行ったりしています。 こちらの想いが すぐに実現されるという訳ではありませんが、一緒に考えてくれることもありますし、適所の部署につなげてくれることもあります。

◆自治会の運営、活動に際して悩みやお困りのことはありますか?

どの自治会、地域活動も同じだと思いますが、主に次のような悩みがあります。      

・役員の高齢化 ボランティアの減少、高齢化は永遠の悩みです。活動への参加者が少ないなど現実に困っています

・マンションの住民の加入、参加が少ない (マンションごとの自治会(理事会)の運営、活動となってしまう)

・地域の活動の場がない 自治会館、公園、運動場がないと感じる(旭町、戸塚町地域の場合)

・同町内会の中でもまとまりが望めないこともある(分裂や自治会からの脱退等)

長年自治会の運営の中で上記のような悩みがなかなか解決しないと感じています。みんながずっと暮らしたい町、住みよい場所になるために、ひとつでもこの課題を解決したいと地道な活動や声を上げることを続けていきたいと思っています。                    「熱烈歓迎、大募集中!求む、協力者」(笑)という切実な思いです。

◆戸塚駅周辺の開発について開発前後の様子など、どのような感想をおもちでしょうか?

長い間、期待も大きかった駅周辺、とりわけ西口の開発については年月を掛けて、行政、店舗、商店会等と打合せを重ねており、自治会としても中心となり活動をしてきました。その間は各店舗、商店会、町内会などあらゆるところの要望を聞き取るなど奔走しました。またそれを行政や開発担当事業者などに伝えるや役割も担ってきたと思います。一見、開発は終了したような印象ですが、現在もまだまだ目に見えない部分では課題もあると感じています。そのいくつかをあげてみます。

・駅周辺の外周道路未完、旭町通り内の道路の未整備など

・当初から?開発方針が統一されていない中で開発が進められてしまった部分もある

・戸建てが減ってしまった。マンションの開発が進んで自治会への関心が薄くなった

・店舗がフランチャイズ化してしまい、個々の店舗の想いの経営や意思決定が出来づらくなっている。

あくまでも個人的な感想ですがそれを踏まえると、いまだ完全に開発が終わったとは言えない部分もあるのではないかと感じています。この先も進化を続ける開発を望んでいます。

西村会長、今回も開発の経緯など貴重なお話を大変ありがとうございました。まだまだたくさん知りたい地域の事がありました。  住んで良かった町、ずっと住み続けたいという思いになっていただけるとよいなという思いでこのブログを発信しています。次回は会長の夢、これからの戸塚をどんな町にしていきたいかをお伺いします。

 

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