昔から地域で7月のお祭りと言えば、戸塚町の八坂神社で行われる「おてんのうさん」 地元で長く住まわれている方にはこの呼び方を懐かしいと思う方も多いのではないでしょうか? 梅雨明け間近、夏休みも近くなるこの時期のお祭りは沢山の夜店も出て大人も子供も楽しみしているお祭りです。この数年、夜店の場所を変え、祭りの形も変えつつ、それでも他区からも人が集まる一大イベントです。残念なことに今年もコロナ感染予防により、夜店の出店等は中止となりました。
このお祭りの目玉である「お札まき」も全国の中でも珍しいものとして話題です。男性が真っ赤なほお紅を塗り、華やかな浴衣で女装し、口上を歌いながら、カラフルな7色のお札を撒きながら近隣の店舗や町内を練り歩きます。
口上の中の一節に「コロリも逃げる」という一節があり、現在のコロナを想像させますが、その時代の疫病(コレラや風邪)をさしたものではないかと言われています。お札まきに関しては時間指定、人数制限をして開催されるということですので、伝統の奇祭?「八坂神社のお札まき」を楽しんでみてはいかがでしょうか?
◆情報◆ 八坂神社祭礼について
●各色のお札の授与
八坂神社本殿にお参りに来た方は一人1枚授与されます(色は指定出来ません)
※数種の色が入ったお札セット(7枚・5枚・3枚の各セット)が神社境内にて
お祭り当日発売あり 7月14日15時から19時まで
●お札まき踊り 7月14日17時から19時 10回程度実施
八坂神社内舞台から演舞を含めてで開催(町中の練り歩き等は中止)
必要に応じては整理券発行(1000名程度)により人数制限、時間を区切って
整理誘導の元、開催予定 ※100名×10回 演舞時間:1回10分間前後予定
●宵宮行事 7月13日 素人演芸奉納 時間短縮し開催予定(開始時間は不明)